夏の風景

日本の夏も毎年暑さが厳しくなってきました。
春に見事だったバラや宿根草たちはかわいそうな状態。
これから先、夏の風景をどう作ったら素敵になるのか?
インターネットで調べるも、美しい庭の写真はいくらでも出てくるのですが、どれも瞬間的で1年を通して教えてくれるバイブルがあまりありません。

昨年、私の尊敬するMさんの【魔法がかかったような素敵な夏庭】を見てすごく感動しました。
不思議なんです、彼女の魔法にかかればどんな「おばあちゃんのお花」でもセンス良くなるのです。
昨年見せてもらったのは百日草。
お盆のお花、「おばあちゃんのお花」といったイメージですが、彼女は見事に素敵に植栽していました。


Mさんから素敵エッセンスをいただいて。


【自分でやってみたこと】
①花がらをどんどん摘んで、花数を抑える事で緑部分を多くする。
※そうすれば、色とりどりのジニアでもうるさくならず涼しげな風景を作ることができる気がします。
②アンティーク色やホワイトグリーンのジニアを多めに植栽する
※最近はいろんな種類の百日草が出ています。うるさくしたくない場所には渋めの色の百日草を使ってみる。
③オーナメンとや雑貨の数は最小限にしてシンプルなものを使うこと。
※色が2,3色でまとめられた植物のお庭であれば多少デコラティブな雑貨をいくつか置いても大丈夫なのですが、私のようなキッチンガーデンの夏はさまざまな色が混じりあいます。葉や樹形も様々で連作障害を避けるため配置もある程度決まってきます。
そこに百日草なんか持ってきたらもうお庭は大変。
④支柱やクリップなどは自然素材の物を使うこと
※支柱は竹、クリップは使わず面倒でも麻ひもを使いました。

ジニア・クィーンライム 種まき クィーンライムシリーズや大輪系の百日草は背丈がすごく高くなるので必ず支柱が必要になります。低く仕立てたい場合は、一番花は咲かせず「我慢」して低い位置で剪定し側枝を出していく方法が良いと思います。バジルの剪定と同じです。

素敵な植栽法を教えてくれたMさんに感謝。
我が家の夏の定番になりそうです。

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